2005年06月14日

日本で最初のISO9004セミナーが、満員の中で開催!ちゃんと席につけなかった方ごめんなさい。\( . . )

b6d2b202.jpg今日のセミナー本当にびっくりのセミナーでした。まず、ISO9004という、ISOを有効に活用するための規格のセミナーなのである。そう、別に取っているから名刺にマークが入って、ちょっとえらそうに見えるわけではない。ISO9001を取得した企業が、ISO9000を有効に活用するための規格である。
900401900402 だから、今までISO取っていただいたわれわれの顧客、それ以上に、ISOを取ったけれども、会社の中では、本当に活用していない。利益に結びついていないというISO取得済み企業の方がたくさん来ていただいた。
 前回のブログにも載せたが、なんと、会場が満杯御礼!今の相撲とは大違い。急遽、パイプ椅子を購入して間に合わせた。
 さて、会が始まった。さすがに私もずらっとならんだ品質管理責任者や、経営者・・・こわーい(`‐´≠)
挨拶もちょっと硬めで進んでしまった。
 次にISO教育担当の方のISO9004の話。世界の中の10パーセントを対応している会社でも、未だにISO9004の認証は、世界中でもない。
 それよりも、ISO9004に着目したセミナーは、たぶん日本で初めてとのこと。そのような会に満員の人が集まっていただいた。感謝感謝!
 ここで、マドックの姿勢をお話した。私たちがISOに取り組んだきっかけが実は、ISO9004なのです。私自身が、規格、枠にはまるのは大嫌いのそんな性格でした。だから、94年版のように、商品の品質保証重視ではなく、プロセスに重きを置き、改善が継続し続けるものをと望んでいた。そして、そんな中で2000年改定を向かえ、ISO9004の序文を読んだ・・・組織は顧客に依存する。えー国際規格がこんなこと言っていいの!(゜o゜)と思ったが、その後をずっと読んでいくと 8つの原則が述べられている。そうすべての問題課題はこの8つの原則で分類できるし、解決できると確信した。だから、弊社のキックオフのとき、みなさんにお話しするのは、このISO9004の本質的意義(8つの原則)をしっかりと運用できるそんな会社に皆さんで作り上げていきましょう。というのが決まりになっているくらい大事なのだ。
 そうすることによってなぜ、ISOが必要なのか?経営改革ツールとしての役割、目的を明確にしていくのです。それだけ、このISO9004には、哲学があるのです。
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弊社のお客さまの何社かは、ISOのコンサルティングを依頼されながら、ISOの審査機関に認証を依頼しない会社がある。また、ISO取りながら、もう一度すべてみなおしてくれ!とすべてやりなおす会社がある。
 取るだけのISOだったら取らないほうがましと断ってしまう。つまり、お金をかけて、そして会社の能率が悪くなってしまっては何の価値も無い。そうISO9004こそ、会社の中に本当に改善を定着させる指針なのだ。
そんなことを皆さんが満員の会場で、熱のこもった、意見をそれぞれの方々が懸命に話され、あっという間に4時間は過ぎてしまった。皆さんありがとうございました。林さんありがとうございました。教育部の方ありがとうございました。
 会場は熱気、ムンムン!時間が足りず ごめんなさい<(_ _)>

でも、楽しかったです。皆さんがこんなにISOを会社の中で本質的に活用していきたいと思っておられること。一人ひとりが熱心に、本当に利益につながるISOを考えておられること。とてもうれしくおもいました。われわれの10年行ってきたことが無駄ではなく、理念である「企業を元気にする」は、ISO9004に通じていました。

 本当に会社、社会をよくするためにがんばっている、活動している方々とこんなすばらしい会を持ててありがとうございます。また、これを企画してくれた大引リーダー、瀧本、石川君ら、準備、運営ありがとう。

 さあでも、これからが本番です。日本にこの「企業を元気にする」規格の輪をつくっていきましょう!(*^。^*)

 追伸:利益に直結するISOの根幹の話、時間が有りませんでした。ごめんなさい。<(_ _)> また、第2者審査、教育訓練、内部コミュニケーションなどの有効な活用事例も次回に向けて、ぜひ徹底オープン、そして、実際の事例を含めて企画してくれています。次回は、ちょっとゆっくりと、キャッチボールを出来る時間と内容にしていきましょうね。
 ありがとう!みなさん! 本当にうれしい一日でした。(^.^)/
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arayamanet at 23:03│Comments(0)TrackBack(0)clip!セミナー 

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