2004年08月30日

弱者の戦略へ

 そこで、死に物狂いで探したのが、板金業の見積・実行予算システムでした。ある建材問屋さんからの声がけで新しい概念の見積・実行予算が組めるものをと開発しました。

 そこで弱者なのだから、市場も目いっぱいマイナーな世界です。
しかし環境も厳しく、建設業の中でもどんぶり勘定では仕事ができない状況が迫ってきていました。

 ここで、製造業のしっかりした原価管理、直接原価管理を取り入れ、普及の名器である見積積算ソフト“板金倶楽部”ができました。
 そのときWindows95が初めて出て、それに対応して開発しました。

 海外の開発ソフトを使ったので英語版です。

 今では何とかシェア1位(思い込み?)になれた。
それは ランチェスターの法則に意識はしていたとおり、成功も失敗も法則どおりだったように思います。

ひとつに特化する。


 1.業種
  メジャーな 工務店などのソフトだったら失敗していたでしょう。
  専門工事業の27業種ある部分の一業種に絞った。
 
  課題:でもそこには、新日鉄・東芝と作ったソフトが存在していたのです。
     新日鉄系の鋼材販社が販売していました。数百社へ
 
独占状態なので 金額も高かった。

弱者の戦略として  

 2.差別化 
   そこで 価格の適正化と機能の差別化
   ルートの協力です。

価格は、ライバル社のものより 少し低め!
機能は、初のWindows95、マルチメディアパソコン(富士通製)
また、初めてこの仕組みに3DCAD(MicroGDS)をつけてみました。

さてさて。

arayamanet at 12:02│Comments(0)TrackBack(0)clip!考えてること 

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